SBI FXトレードで手動トラリピをお試し

手動トラリピ、やってみたいけどめんどくさそう。
やってみて続けられなかったらと思うと手を出すのをためらう。
そんな風に手動トラリピを始めるのをためらっている方に読んでいただければと思います。

手動トラリピとは

そもそもトラリピとは何ぞやという方は本家マネースクエアのトラリピ開設動画をご覧ください。

90秒でわかる 時間を資産に変えるテクノロジー「トラリピ」

メリット

スプレッドが狭いFX会社を選べる

トラリピのような自動売買ができるFX会社はスプレッド(売値と買値の差)が大きい傾向があります。
自動売買のシステムを維持していくコストを回収する必要があるため仕方のないことではありますが、同じポジション価格、同じ利確幅でもスプレッドが狭い口座は決済されて、スプレッドが広い口座は決済されないということが起こります。

デメリット

発注の手間がかかる

自動売買では持っていたポジションが決済されると自動的に新しい注文が出されます(当たり前ですが)。手動トラリピでは決済されるたび新しい注文を自分で出さなければならないのでその分の手間が発生します。

メリットとデメリットは裏表の関係になっていて、自動売買のコスト(スプレッド)は再発注の手間賃と考えるとわかりやすいですね。

SBI FXトレードでお試し

おすすめの理由

口座開設&ログインで500円もらえる

SBI FXトレードでは口座開設&ログインで500もらえます。
口座入金は条件ではないので自分のお金を使わずに500円をもらうことができます。
※口座開設完了の翌月10日までにログインすることが条件となります。

1通貨から取引できる

SBI FXトレードでは1通貨から取引することができます。例えば米ドル円ならば1ドルから取引できるということです。
ほどんどのFX会社では1000通貨や1万通貨、通貨ペアによっては10万通貨が最小取引単位になっています。例えば最小取引単位1000通貨で米ドル円を取引すると最低1000ドルからの取引になるということです。
SBI FXトレードなら1000分の1のスケールで手動トラリピをお試しできるということです。

例えばトラリピで1ポジション当たり0.1万通貨(1000通貨)で50万円の設定を組んでいる場合、その設定を丸ごと1000分の1にスケールダウンして手動トラリピをお試しできます。
普段、自動売買で運用している設定が手動だとどれくらい手間がかかるのか、スプレッドが狭いとどれくらい約定に影響するのかを実際にやってみることができるというわけです。

始め方

手動トラリピの始め方は2パターンです
パターン①時間のある時にすべての注文をまとめて出す
パターン②現在レート付近の注文だけ出しておき、ポジションを持ったら次の注文を出していく

パターン①は始めるときにすべての注文を出すので時間がかかりますが、まとめてやるので注文抜けや指値間違いのリスクが低いです。
パターン②は初めに出す注文は少ないので楽ですが、その都度注文を出していくので出すはずだった注文を抜かしてしまったり、設定と違う値段で注文をしてしまう、いわゆるうっかりミスのリスクが増えます。

実際に本腰を入れて手動トラリピを始めるならパターン①のやり方がおすすめですが、今回紹介しているのはお試しなのでパターン②のやり方で十分かなと思います。

終わり方

お試し手動トラリピの終わり方は簡単です。
実際にSBI FXトレードに自己資金を投入して手動トラリピを始める場合は、お試しで出した注文をすべて削除し持っているポジションを全決済します。
評価がマイナスのポジションもあると思いますが1通貨のポジションならマイナスも小さいですし、そもそももらった500円が少し減るだけなので気にせず決済してしまいましょう。
ほかのFX会社(すでに口座開設しているor条件(スワップ、スプレッドなど)が良い)で手動トラリピを始める。もしくはお試しでやってみたものの手動トラリピは合わなかった場合は、新規注文だけ削除して放っておきましょう。いずれ決済されます。もし気になるようであれば全決済してもいいと思います。

具体的な運用方法

通貨ペアを決める

まずはお試しで使う通貨ペアを決めましょう。普段自動売買で運用している通貨ペアや手動トラリピでの運用を考えている通貨ペアがおすすめです。
特に決まった通貨ペアがない場合はクロス円のレートが安い通貨を選びましょう。人民元トルコリラ、メキシコペソなどです。理由は証拠金が少なくて済むので発注本数を増やせるからです。お試しとはいってもある程度本数がないとすぐにレンジアウトしてしまったり、注文間隔が広くなりすぎてリピート回数が減ってしまい、手動トラリピはどれくらい手間がかかるのか実感してみるというお試しの目的から外れてしまいます。

通貨量を決める

SBI FXトレードでは1通貨から取引が可能です。資金量、ロスカットレート、注文本数と相談して1注文当たりの通貨量を決めましょう。1円未満の利益であっても切り捨てにはならないので大丈夫です。

注文本数を決める

資金量、ロスカットレート、通貨量と相談して本数を決めましょう。通貨ペアやレンジの取り方、注文間隔にもよりますが10本くらいはあったほうがいいと思います。

注文間隔&利確幅を決める

普段自動売買している設定を流用する場合や、やってみたい設定が決まっている場合はそのまま使えばOKです。そういうのがない場合はそれぞれ10pips(0.1円)にするのがわかりやすくておすすめです。

注文範囲(レンジ)を決める

普段自動売買している設定を流用する場合や、やってみたい設定が決まっている場合はそのまま使えばOKです。設定の1部分を切り出して使うのもありです。決めかねている場合は思い切って現在レートを真ん中にしてしまいましょう。お試しなので大丈夫です。

発注する

通貨ペア、通貨量、本数、注文間隔、利確幅、レンジが決まったらいよいよ発注です。発注はIFD注文を使いましょう。

実際にやってみた

私がSBI FXトレードで実際に手動トラリピをやった実績を公開します。
通貨ペア:人民元/円
通貨量:10通貨
注文本数:10本
注文間隔:10pips
利確幅:10pips
1決済当たりの利益額:1円

運用結果

運用期間:2020/2/2~2020/5/25
リピート回数:15回
平均注文回数/週:1.25回

通貨ペアや時期にもよりますが、この時は平均注文回数1.25回/週でした。
週によっては3回決済された時もあるので、それくらい決済されると手動トラリピの感覚がつかめると思います。
残念ながら今は人民元は17円を超えてボラティリティが少なくなっているのでお試しに使うのは向かないかもしれません。

SBI FXトレードは1通貨から取引できるので、決済益を無視して1通貨単位で何通貨ペアか試してみるのもありかもしれません。